資産運用で不動産投資のメリット・デメリットを検証
先行き不透明な将来に備えて資産運用を検討されている人が増えています。
中には先祖から引き継いだ土地を有効活用して不動産投資による資産運用を検討中の人も多いはずです。
しかし必ずしも不動産投資には自分の土地を持っていないといけないわけではないです。
実際にどのような投資方法があり、それぞれにどんなメリットとデメリットがあるのか検証してみると良いでしょう。
不動産投資の種類
一口に不動産投資による資産運用といっても、様々な種類があるため、先ずは自分にとってどのような方法が最適かジャンル分けをして検証してみる必要があるでしょう。
【保有資産の活用】
既に自分で持っている土地を活用する場合であれば
・売却
・駐車場経営
・アパート経営
・ソーラーパネル設置
・果樹園などに転用
【新規購入】
・土地の転売
・アパート・マンション経営
・不動産投資信託
などが考えられます。
保有資産は売却してしまえば手元に一時金は入りますが、その後地価が上昇しても既に土地がないというリスクがありますが、固定資産税を払い続けなくても良いというメリットがあります。
このように各投資方法にはそれぞれメリット・デメリットがあるので検証が必要です。
サラリーマンであるならば
既存の土地を手元に残し、何らかの方法で収益を得続ける方法は最も現実的でメリットの大きい資産運用方法です。
しかしどの方法をとっても維持管理費が発生し、現在サラリーマンなどの仕事を持っている場合は、運用方法によっては退職も余儀なくされるというデメリットもあるので、不動産投資に踏み切る前に自分で選んだ運用先をシュミレーションで資産運用結果を検証します。
その結果、現在の仕事を辞めても十分な利益が得られるという検証結果が得られた場合には不動産投資に絞ることも選択肢のひとつです。
ただリスク分散の観点からも、しばらくは現職との併用がお勧めです。
新規購入の場合
不動産を新たに購入して資産運用する場合は新築か中古物件かで検証方法も変わってきます。
新築の場合は購入価格が高く、投資直後の利回りはあまり期待できないかもしれません。
しかしある程度長い期間改装や補修の費用がかからないというメリットが有り、更に日本で一番懸念される地震に対する最新の耐震構造を満たしているとメリットがあります。
中古物件の購入は新築物件の全く逆で、購入価格は抑えられてもその後の維持費や、仮に耐震基準を満たしていないような古い物件であれば、余計な出費が必要になるといったデメリットが考えられるので、物件購入時に検証が必要です。