資産運用で成功するための結果検証のポイント
資産運用で成功したい。誰もが願うことです。
でも願うだけでは結果は伴いませんよね。
何かの行動を起こせば、何らかの結果が得られます。
その結果をいかに検証して次に活かすかが、資産運用で成功するポイントとも言えます。
PDCAサイクルを廻す
PDCAという言葉を聞いたことがあるでしょうか?
・Plan:計画を立てる
・Do:計画に基づき実行してみる
・Check:結果を評価検証する
・Action:検証結果を元に改善する
この4つを繰り返すことを、PDCAサイクルを廻すといいます。
どれも重要な事ですが、中でももっとも重要なのが結果を評価検証して次の改善に繋げることです。
この事は資産運用にも適合し、成功の鍵とも言えます。
資産運用の結果検証
資産運用はどの分野に投資するかで結果も違ってきますが、もっとも大切なポイントは多角的に判断することです。
成功を焦る人はついつい良い結果が得られた場合には、検証して同じ方法を再現しようとします。
しかし結果には良いときも悪いときも当然あります。
ましてや資産運用には必ず何らかリスクがあります。
この事を踏まえて資産運用結果を検証します。
失敗があった時にそのことを反省し、改善をします。
失敗がなかったときも想定されるリスクを検証し、次回も失敗しない方法を検証する。
こうして悪ければ改善、良ければ維持できるように工夫する。
これこそが最大の成功のポイントではないでしょうか。
リスクの分散
投資の世界の金言に『卵は一つの籠に盛るな』という言葉があるそうです。
卵は割れやすいので、一つの籠に盛っていて落としたときには1つ残らず割れてしまいます。
つまり投資を一点に集中させれば、当たれば大きな利益を得ますが、外れればすべてを失う結果になります。
そのためにも、どの様な投資方法にはどのようなリスクやデメリットがあるのかをしっかりと検証し、複数の投資先に分散したり、または株式などでは大きく相場が動く変動株と、相場が高値安定しているような株式を購入するなど、幾つかの銘柄に分けて資産を分散することもリスク管理では大切です。
もちろんここでも結果の検証は重要で、当初の想定よりもリスクが大きかったとか、もっと他にリスクを抑えた効率の良い資産運用方法が見つかったというような事が分かれば、投資先を変えたり、分散比率を見直すといったActionに繋がるわけです。